研究課題/領域番号 |
15KK0099
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
村尾 るみこ 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (10467425)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 社会統合 / 紛争後社会 / 生計活動 / アンゴラ / ザンビア / アフリカ紛争後社会 |
研究成果の概要 |
本研究はアフリカの紛争後社会が、国内外の多様な変化のなか、いかに統合していくかについて実証的かつ学際的に明らかにすることを目的とした。特に、紛争後の社会変化について体系的研究の蓄積が浅いアンゴラ東部の特徴について、歴史的連続性のあるザンビア西部や、アンゴラの他地域に焦点をあて、国内外の研究者との情報交換や国際学会での成果公開をおこなった。特に、国際学会で研究協力者とアンゴラにおける開発と社会統合についてパネルを主催し、その成果を英文出版するべく準備を進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、いまだ蓄積途上にある紛争後のアンゴラ東部社会の諸特徴について、他地域との歴史的連動性を視野にいれ、学際的かつ実証的に成果をあげたことである。アンゴラ東部はザンビア西部と植民地期から往来があったが、紛争を経たことによりアンゴラ紛争を逃れた人びとがザンビア西部に居住を続けている。そして紛争後10年以上が経過し平和的な人の往来も再開されたが、分断が完全に回復するというよりも別途それぞれの流動的な社会関係に基づく生計が展開されていた。以上の成果から、アフリカで長期化した紛争の後の開発における経時的な関与の方法論に新たな方法を示唆するものとなったことに社会的意義があるといえる。
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