研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
π共役ポリマーや発光性有機分子の自己組織化によるマイクロ光共振器の作製を行い、構造体内部の光閉じ込めによるWhispering Gallery Mode (WGM)発光やレーザー発振を実現した。これらのマイクロ構造体を用いた、球体間光伝搬とエネルギー変換、近赤外WGM発光、光誘起モード分裂、有機マイクロロッドからの多色発光に加え、ポーラス有機結晶による蛍光センシング、強誘電π共役ポリマー、グラフェン-ペプチド-白金ナノ粒子複合体による光触媒材料の構築などに成功した。
マイクロ光共振器は、光集積回路における微小光源として重要な光部品である。特に、構造的にフレキシブルな有機・高分子材料を用いて作成したマイクロ光共振器は、微小な形状変化やサイズの変化による共振ピークのシフトなどを利用した化学センシングツールとしての応用が期待できる。本研究で作成した有機光共振器に関する知見は、フレキシブル光集積回路の実現や有機光エレクトロニクス研究や応用において有用な役割を果たすと考えられる。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 11件、 査読あり 13件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (72件) (うち国際学会 62件、 招待講演 25件) 備考 (10件) 産業財産権 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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