研究課題/領域番号 |
15KK0234
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
宮本 学 岐阜大学, 工学部, 准教授 (60538180)
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研究協力者 |
Denayer Joeri F. M. Vrije Universiteit Brussel, Department of Chemical Engineering, Full Professor
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | zeolites / adsorption / core-shell / zeolite / isomerization / hexane isomers / xylene / biobutanol / ゼオライト / Core-shell / 触媒 / 吸着 / 反応・分離工学 / 化学工学 |
研究成果の概要 |
ゼオライトのcore-shell構造化が吸着性能に及ぼす影響を評価し、ゼオライトの高機能化技術としての本手法の有効性を実証することを目的とした。既に開発済みであったMFI型ゼオライトに加え、CHA型のcore-shell構造化を試み、core-shell構造化CHA型ゼオライトの開発に成功した。それぞれの吸着特性を評価した結果、MFI型、CHA型ゼオライト共にcore-shell構造化することで、細孔径と同程度もしくはわずかに大きな分子の吸着を低減し、分子ふるい能が向上することがわかった。本結果から、core-shell構造化はゼオライト高機能化手法として汎用的であることを実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題では異なる結晶構造を有するゼオライトを用い、そのcore-shell構造化が分子ふるい能の向上に効果的であることを示した。これは、本手法がゼオライトの汎用的な機能化手法になり得ることを実証するものである。 本手法をよい多くのゼオライトへ展開することで、触媒、吸着分離で重要な役割を担っているゼオライトの分子ふるい能の向上が可能であり、プロセス効率の向上だけでなく、新規プロセスの開発にも繋がるものと期待できる。
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