研究課題/領域番号 |
15KK0286
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
野副 朋子 明治学院大学, 教養教育センター, 講師 (90590208)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 鉄 / ムギネ酸類 / ニコチアナミン / トランスポーター / ムギネ酸 / イネ科植物 / 石灰質土壌 / 鉄欠乏 / 植物 |
研究成果の概要 |
ドイツLeibniz Institute of Plant Genetics & Crop Plant Research(IPK)von Wiren教授の研究チームとバイロイト大学Clemens,S.教授の研究チームに滞在し、鉄と錯体を形成した状態としていない状態のムギネ酸類を区別して測定する系、Shizosaccharomyces pombeのNA合成酵素を用いて安定同位体窒素15Nで標識したNA(15N-NA)を作出する方法を習得した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全ての生物にとって必須な元素である鉄は土壌中に豊富に存在するが、その大部分が水に溶けにくい難溶性三価鉄として存在している。特に土壌pHの高い石灰質土壌では、ほとんどの鉄が水に溶けていないため、生育した植物は深刻な鉄欠乏に陥り、収量は激減する。石灰質土壌は世界の陸地の約30%を占めるが、特に欧米諸国に多く存在している。本研究を行うことにより、実際問題の顕在化している欧米諸国の研究チームと連携して研究を進める体制を構築することができた。
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