研究課題/領域番号 |
15KK0288
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
村下 幸司 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 増養殖研究所, 主任研究員 (60597649)
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研究協力者 |
ロンネスタッド イーバル ベルゲン大学, 生物科学部, 教授
ゴメス アナ University of Bergen, Researcher
ベルグ グンナール University of Bergen, Master student
ティッセ ニナ University of Bergen, Master student
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | レプチン / レプチン受容体 / ゼブラフィッシュ / ゲノム編集 / 栄養素 / 魚類 |
研究成果の概要 |
効率的に魚類を養殖するには,魚類の摂食や栄養素利用の調節機構に着目した技術開発が有効と考えられる。そのための基盤研究として,ほ乳類において摂食や代謝に重要な役割を持つレプチンについて,魚類での機能を明らかにすることを目的とした。モデル魚(ゼブラフィッシュ)を用いてゲノム編集を行い,レプチン受容体欠損魚(lepr KO)を作出した。栄養素(タンパク質)投与後の各種遺伝子発現解析の結果,作出したlepr KO魚は野生型と比較して,栄養素の認知・吸収が効率的に行われていることが示唆された。魚類レプチンの機能については未解明な点が多く,本研究で作出した遺伝子欠損魚を用いたさらなる解析が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ほ乳類では「レプチン」の作用を抑えると,食欲が旺盛となり良く育つことが知られている。このレプチンによる生育成魚の機構を魚にも応用することで,より効率的な養殖が可能になると考えられる。魚類におけるレプチンの役割にはまだ不明な点が多いが,本研究によってレプチンの作用を持たないモデル魚の作成に成功した。今後,この魚を詳しく調べることで,魚類におけるレプチンの作用の解明が期待できる。
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