研究課題/領域番号 |
15KT0001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鎌田 実 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20224644)
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研究分担者 |
井上 剛伸 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 福祉機器開発部, 研究部長 (40360680)
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研究協力者 |
二瓶 美里
西浦 裕子
水野 純平
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
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キーワード | 住環境 / 高齢者 / センシング / 3次元スキャナ / 自立生活 / 自宅感 |
研究成果の概要 |
加齢によって認知機能が低下した高齢者は、訪問介護や介護予防などが必要になる場合が多い。そのため、住環境の時間的な変化、個人差の大きい生活スタイルや居住環境をどうとらえるか、安全で快適かつ環境負荷の低い住環境の実現が重要な問題になっている。本研究では、訪問介護における支援介入の適時的な支援介入やその程度、住宅改修や住み替えを低負担で行うために、認知症を含む高齢者の居住環境の三次元スキャナを用いた住環境センシングシステムの開発と、それによる介護支援の必要性の判断、自立生活環境と認知・心身・生活状況の関係の解明、生理・心理環境計測に基づく安全や快適、環境負荷に関連する『自宅感』の考察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した居住環境の散らかり度合いを計測するシステムは、高齢者の自立生活を実現するための情報技術を活用した技術解決手法の一つとして、学術的意義が高い。また、開発したシステムを用いて評価を行った結果から得られた知見である、散らかり度合いが居住者の要介護度やストレスと関連する可能性を示したことは、今後の住環設計をや改築などを行う上で役立つ知見であり、社会的意義が高い。
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