研究課題/領域番号 |
15KT0012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 国立情報学研究所 (2017-2019) 東京大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
蓮尾 一郎 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 准教授 (60456762)
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研究分担者 |
末永 幸平 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (70633692)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 物理情報システム / 形式検証 / テスト / ハイブリッドシステム / 数理論理学 / 統計的機械学習 / 圏論 / プログラム理論 / モデルベース開発 / 不動点論理 / システム工学 / 応用数学 |
研究成果の概要 |
ソフトウェア科学の諸手法を工業製品の品質保証に応用すべく,理論と応用の両面から研究を行った.理論面では,圏論・論理学を用いた「メタ数理的移転」の方法論を謳った当初計画に加え,モデルなし形式手法や統計的機械学習などへスコープを広げながら研究を行い,40編弱の査読付き論文を出版した.これらには多数のトップ国際会議論文を含み,学術的インパクトも大きい.応用面では,10社程と個別に共同研究を実施し,課題の特定・ソフトウェアツールの作成・実課題への応用を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術面では,数学に近い意味論的研究から実践的モデルなし形式手法まで広がる幅広いトピックにおいて,多数の査読付き論文を発表した.これらの論文の多くは競争の激しいトップ国際会議で発表されており,学術的注目度は高い.また,代数的・論理学的な「シャープな」構造と,統計的・数値的な「ファジーな」知識・手法との協働に関する成果は,学術的な新地平を開いたものと自負している.応用面では,ソフトウェア科学的手法の製造業における有効性を,10社程の企業との協働を通じてアピールできた.
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