研究課題/領域番号 |
15KT0021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
連携探索型数理科学
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研究機関 | 法政大学 (2018) 工学院大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
小西 克巳 法政大学, 情報科学部, 教授 (20339138)
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研究分担者 |
古川 利博 東京理科大学, 工学部情報工学科, 教授 (00190140)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 圧縮センシング / 行列ランク最小化 / 信号修復 / 低ランクアプローチ / 多様体学習 / 動画像推定 / 信号推定 |
研究成果の概要 |
本研究では、防犯カメラ等で観測された人物行動を裁判の証拠として活用する手法について取り組んだ。防犯カメラ映像に映った人物の間接部位のうち、障害物に隠れて位置が計測できない部位の位置を推定する手法を導出した。また、人物行動を表現する数学モデル構築について取り組み、複数の線形システムの重み付き平均により、人物行動を表現する数学モデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、防犯カメラ等で撮影された人物行動のうち、障害物により遮蔽されて観測できなかった行動を精度高く推定することが可能となった。これにより、本来であれば見えない行動も見えるようになり、防犯カメラの犯罪抑止能力の向上へとつながる。また、人物行動の推定は、低次元多様体上の信号修復問題と定式化され、本研究により、同問題を効率良く解く手法が導出された。この点に、本研究の信号処理分野における学術的意義がある。
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