研究課題/領域番号 |
15KT0042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
紛争研究
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
伊勢崎 賢治 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (30350317)
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研究分担者 |
岩崎 稔 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10201948)
宮城 徹 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (30334452)
Mohamed Abdin 学習院大学, 法学部, 特別客員教授 (40748761)
福田 彩 東京外国語大学, その他部局等, 非常勤講師 (90650375)
池田 満 南山大学, 人文学部, 講師 (90596389)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 平和構築 / テロリズム / 過激化 / 脱過激化 / インサージェンシー / 反体制運動 / カシミール / インド / パキスタン / バングラデシュ / 民族自決運動 / 対テロ対策 / 紛争解決 |
研究成果の概要 |
現在「過激化」は、安全保障、国際政治、教育、心理学の重大な学術的焦点である。 「過激化」は対称性において分析される。インドではカシミールにおいてムスリム若年層の過激化の一方、ヒンドゥー至上主義を支持層とする政権による同若年層の凶暴化が建国の理想である多元民主主義を脅かす。スリランカでは反イスラムの教義化が多数派仏教徒を暴徒化させる。宗教を国家の求心力の要としてきたパキスタンではテロ化に収束の兆しはない。バングラディッシュでもISISの浸透が国家権力への脅威になる。 本事業は「過激化」の歴史的分析、アクター、それらが発する言説の分析、そして「脱過激化」への処方箋における当該国の最新の叡智を結集した。
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