研究課題/領域番号 |
15KT0083
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
構成的システム生物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
木村 暁 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 教授 (10365447)
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研究分担者 |
舟橋 啓 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (70324548)
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研究協力者 |
広井 賀子
多田 昌平
吉見 祐亮
本室 美貴子
山崎 孔敬
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 線虫 / 胚発生 / 細胞分裂 / 細胞骨格 / 中心体 |
研究成果の概要 |
本研究では「細胞分裂」を研究対象とするシステムにおいた。その要素プロセスである「核の中央化」「紡錘体伸長」「細胞質分裂」などについて、数理モデルを構築するとともに、それらを統合し、細胞分裂システム全体を対象とする数理モデルを構築することを目的とした。研究期間内に、「核の中央化」と「紡錘体伸長」過程の統合モデルの構築を行い、その実験検証も行った。また、複数の細胞質流動過程について数理モデルの構築やパラメータ推定を行った。さらには、細胞分裂による細胞配置モデルの構築も行った。一連の研究で細胞分裂システム全体をカバーする数理モデルの構築が進展するとともに、各要素プロセスの統合も進展した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な意義としては、細胞分裂の各プロセスの数理モデル構築と実験的検証を行うことによって、細胞分裂に関する理解の到達点と未解明な点を明確にできたことである。一連の研究結果を踏まえて、今後、さらなるモデル化のための研究課題が明確となった。また、本研究で推し進めた研究は、生命システムのモデルを構築し実験的に検証する点で生命システム研究の構成的アプローチの先駆的な研究例となった。
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