研究課題/領域番号 |
15KT0092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
福井 庸子 大東文化大学, 経営学部, 講師 (90409615)
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研究分担者 |
中野 紀和 大東文化大学, 経営学部, 教授 (80320084)
高桑 史子 首都大学東京, 人文科学研究科, 客員教授 (90289984)
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連携研究者 |
高桑 史子 首都大学東京, 人文科学研究科, 客員教授 (90289984)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 災害の記憶 / 災害復興 / 高齢者 / 高齢化 / 生活知 / 災害遺構 / 記憶の継承 / 災害展示 / ネットワーク / 記憶 / 記録化 / 災害 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
本研究は、複数の災害被災地の参与観察とインタビューを行い、文化的・社会的観点から復興の課題を分析することを目的とし、次の3点に着目した。①住民が望ましいとする生活イメージの把握、②高齢者の生活知を次世代に継承する際の工夫、③災害展示・災害遺構の現状と課題の把握である。①については、調査地の多くが被災経験をプラスに捉える努力をしながら生活の再生を目指していることが把握できた。②では、共同慣行を通じて、高齢者の経験を可視化することの有用性が確認された。③では、博物館の災害展示や災害遺構において、誰が、何を、何のために残すのかという問題が今なお取り残されていることが明らかとなった。
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