研究課題/領域番号 |
15KT0094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
野村 俊明 日本医科大学, 医学部, 教授 (30339759)
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研究分担者 |
樫村 正美 日本医科大学, 医学部, 講師 (00550550)
北村 伸 日本医科大学, 医学部, 教授 (40161492)
山本 卓 法政大学, 法学部, 教授 (40434203)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者 / 反社会的行動 / 高齢受刑者 / 認知機能 / 迷惑行為 |
研究成果の概要 |
刑務所における調査から、高齢になって初めて受刑に至る場合、経済的貧困・社会的孤立・精神障害などの要因が絡んでいることが示唆された。地域包括支援センターへの調査から、地域社会で迷惑行為を繰り返している人たちも共通した背景を有することが示された。欧州についての文献調査や海外視察から、日本の高齢受刑者問題はかなり特殊性をもっていることが明確になった。高齢者の反社会的行動を抑止するためには高齢者医療や福祉の充実が必要であることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢受刑者のプロフィールの輪郭を描き出し、地域における高齢者の迷惑行為との連続性を示唆できたことの社会的意義は大きいと考える。また、高齢受刑者の認知機能に関するデータを蓄積できたことにより、今後多様な比較対照研究が可能になることの学術的意義は大きい。
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