研究課題/領域番号 |
15KT0123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
食料循環研究
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研究機関 | 群馬大学 (2019) 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2015-2018) |
研究代表者 |
大田 ゆかり 群馬大学, 食健康科学教育研究センター, 講師 (40399572)
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研究分担者 |
秦田 勇二 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科(八景キャンパス), 客員教授 (20399562)
渡邊 隆司 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (80201200)
西村 裕志 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (50553989)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 植物バイオマス / リグニン / 芳香族化合物代謝 / 海洋微生物 / フェルラ酸エステラーゼ / バイオマス / 芳香族微生物代謝 / ヘミセルロース / フェノール酸エステラーゼ |
研究成果の概要 |
本研究は陸域有機物の流入の現状把握や予測に繋がる新しいリグニン動態追跡手法の基盤構築を目的としている。リグニン関連物質を代謝する単離微生物株に対し、植物バイオマス、その他のモデル基質に対する代謝試験を行った結果、被験株の分類学的位置が離れているにもかからず、同活性を持った酵素を利用して代謝を行っていることが示唆された。リグニン断片特異的開裂酵素群を磨砕リグニンに作用させ、基質として認識する部分構造に関する知見を得た。さらに、植物に難分解性を与えるケイヒ酸エステルの生物分解における鍵酵素にも着目し、遺伝子や酵素の解析を行い、酵素によって植物バイオマス成分から遊離される特徴的な分子を検出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海域・河川などの水圏において、リグニンから可溶化された分子は、様々な微生物・生物の栄養源として、また別のケースではフェノール性の毒物としても作用することが予想される。本研究で得られたリグニンやリグニンを含む植物バイオマスの微生物代謝様式やその代謝物に関する分子情報は、陸域から流入する有機物の海洋環境へのインパクトに関する現状把握や予測の基盤として重要な知見を提供する。
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