研究課題/領域番号 |
15KT0153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
構成的システム生物学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
鈴木 宏明 中央大学, 理工学部, 教授 (20372427)
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連携研究者 |
岡野 太治 中央大学, 理工学部, 助教 (60622082)
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研究期間 (年度) |
2015-07-10 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 人工細胞 / DNA / リポソーム / 複製 / ジャイアントリポソーム / 細胞分裂 / ゲノムDNA / 膜変形 / ゲノム増幅 / 分裂 |
研究成果の概要 |
生命誕生初期の原始細胞が増殖するには,情報分子(核酸)と膜の複製が原始的な原理で同時進行する必要がある.本研究では,膜と核酸のみから構成される細胞モデルでも増殖可能であることを実験的に示すことを目的とした.はじめに,内封高分子の排除体積効果が膜の分裂様変形に与える程度,PEG,タンパク質,DNAに範囲を広げて検証した.超巨大分子であるゲノムDNAは低濃度でも膜曲率を顕著に増加させること,また,DNAの増幅反応を経たリポソームでも分裂様変形が生じることを示した.最後に,分子混雑環境中において巨大DNAが脂質二重膜に自発的に包みこまれる現象を発見し,これも排除体積効果で説明可能であることを示した.
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