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ゲノム全域罹患同胞対連鎖解析による心筋梗塞責任遺伝子座の同定

研究課題

研究課題/領域番号 16012223
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関名古屋大学

研究代表者

横田 充弘  名古屋大学, 医学部, 教授 (50201851)

研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
2004年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
キーワード遺伝子 / ゲノム / 心筋梗塞 / 罹患同胞対 / 連鎖解析 / ポジショナル候補クローニング / 大規模関連解析
研究概要

心筋梗塞・冠動脈疾患感受性遺伝子には人種差が存在し、しかも複数存在することが予想される。本研究の目的は、ゲノム全域を網羅する心筋梗塞・冠動脈疾患罹患同胞対連鎖解析により新たな感受性遺伝子領域を同定することである。
本研究を達成するために、東海地区を中心とした名古屋大学、岐阜大学、名古屋市立大学、山形大学、藤田保健衛生大学医学部附属病院、浜松医科大学及び愛知医科大学附属病院、昭和大学藤ヶ丘病院を含む公的45協力病院を組織した。
本研究は、我々が既に進めている心筋梗塞・冠動脈疾患・高血圧症等生活習慣病感受性遺伝子同定プロジェクトの1つとして行われる。本研究では、冠動脈疾患に関して我が国最初の全ゲノム罹患同胞対連鎖解析を用いて感受性遺伝子座を同定し、既に構築されいる大規模データベースを用いた候補遺伝子/症例-対照研究(ポジショナル候補クローニング)により感受性遺伝子の同定を試みる。
平成16年12月末現在までに対照約10000名、心筋梗塞約6000名、その他の冠動脈疾患約7000名からなるゲノムDNA及び臨床データベースを構築した。研究推進の情報基盤の確立は順調に進んでいる。
現在、心筋梗塞罹患同胞対201対のゲノムDNAを収集しておりサンプル収集は順調に進んでいる。心筋梗塞罹患同胞対109対を対象とした予備的連鎖解析では、1番染色体をはじめ7染色体において、LOD=2.0前後の連鎖領域を得ており、さらに、同胞対数を増加することにより、有意な染色体連鎖領域を同定することが可能であると考えている。なお、ゲノムDNA提供者に対しては、充分な説明により理解を頂き、書面でインフォームドコンセントを得ている。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 第1章 疾患ゲノム解析 4.遺伝子多型による冠動脈弛緩リスクの予測2005

    • 著者名/発表者名
      横田充弘
    • 雑誌名

      実験医学 23(増刊)

      ページ: 501-510

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 心筋梗塞感受性遺伝子2004

    • 著者名/発表者名
      横田充弘, 浅野展行, 井澤英夫
    • 雑誌名

      分子心血管病 5

      ページ: 612-624

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2018-03-28  

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