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複数のアミノ酸生合成に関与していると予想される超好熱菌遺伝子クラスターの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 16013204
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関筑波大学

研究代表者

星野 貴行  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (80219170)

研究分担者 中村 顕  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (10207863)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
2004年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
キーワードPyrococcus horikoshii / Thermus thermophilus / Lys生合成 / AAA pathway
研究概要

1)Pyrococcus horikoshii推定Lys生合成クラスター遺伝子のThermus thermophilusを用いた遺伝学的解析
T.thermophilusのLys、Leu、Arg生合成に関与する遺伝子を、耐熱性HPH遺伝子を用いて個別に破壊した。この株に対して、該当するP.horikoshiiの推定Lys生合成クラスター遺伝子を、pTT8をベースとした発現プラスミドに組み込んで導入し、該当するアミノ酸要求性の相補が認められるかどうかを検討した。その結果、PH1726/PH1724の導入により該当するlysTU変異を相補することが明らかになった。このことは従来の結果を裏付けるものであるが、PH1726/PH1724はleuCD変異の相補はせず、P.horikoshii遺伝子がbi-functionalな活性を有しているかどうかについてまでは明らかにすることができなかった。さらに、その他の遺伝子(PH1727,PH1722,PH1720,PH1718)については、LysおよびLeu/Arg要求性のいずれも相補しなかった。相補が認められたPH1726/PH1724の場合でも、細胞抽出液中に同タンパク質はほとんど検出されないレベルであったので、T.thermophilus内でのP.horikoshiiタンパク質の発現量が充分ではない可能性も考えられる。
2)P.horikoshii遺伝子の大腸菌を用いた生化学的解析
P.horikoshiiの該当遺伝子(PH1727,PH1726/PH1724,PH1722)を個別に、pET systemなどを用いて大腸菌で発現・大量生産し、酵素活性レベルで解析することを試みた。ほとんどの場合、目的タンパク質は不溶性画分に局在化しており、また酵素活性も検出されなかった。今後大腸菌を宿主とした発現系についても、さらに検討を加える必要がある。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Isolation of a low molecular-weight, multicopy plasmid, pNHK101, from Thermus sp. TK10 and its use as an expression vector for T.thermophilus HB27

    • 著者名/発表者名
      H.Kobayashi, A.Kuwae, H.Maseda, A.Nakamura, T.Hoshino
    • 雑誌名

      Plasmid (印刷中)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2018-03-28  

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