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酵母ミトコンドリアを巡るプロテインフラックス

研究課題

研究課題/領域番号 16013218
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関名古屋大学

研究代表者

吉久 徹  名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 助教授 (60212312)

研究分担者 遠藤 斗志也  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70152014)
西川 周一  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10252222)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
2004年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
キーワードミトコンドリア / 膜透過 / プロテオーム / ゲノム / プロテインフラックス / TOM複合体 / 局在化シグナル
研究概要

酵母ミトコンドリアへのタンパク質フラックスを解明する第1歩として、全ミトコンドリアタンパク質の2次元電気泳動カタログの作成を進め、現在、次元電気泳動し、解析可能な506のタンパク質スポットを得、その帰属を進めている。既知の結果については、酵母ミトコンドリアタンパク質のデータベースを構築した。現在、Web上での公開に向けて、ブラウジングインターフェースなどを構築している。
次に、ミトコンドリア前駆体タンパク質が複数あるミトコンドリア外膜の局在化シグナル受容体の一つであるTom70に依存してミトコンドリアに取り込まれるプレ配列を持ったタンパク質について、Tom70依存性を決定づけている部分の解析を行った。プレ配列を含む各タンパク質のN-末端領域とDHFRとの融合タンパク質を用いたin vitroミトコンドリアインポート実験から、Tom70依存性がプレ配列部分で決定されるもの、成熟体部分で決定されるものなど様々な前駆体のタイプがあり、ミトコンドリアタンパク質受容体が前駆体の多様な部分と相互作用していることが明かとなった。
他方、ミトコンドリアへのタンパク質フラックスに関わる既知遺伝子の多くが、酵母の生育に必須であることから、ミトコンドリアに局在する必須遺伝子を網羅的に解析し、タンパク質フラックスに関わる新たな遺伝子が4種類同定された。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 総論:タンパク質の移動(真核生物)-細胞内の交通管制システムがはたらく仕組み2004

    • 著者名/発表者名
      遠藤 斗志也, 吉久 徹
    • 雑誌名

      蛋白質核酸酵素増刊「細胞における蛋白質の一生」

      ページ: 877-888

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2018-03-28  

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