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βアミロイド立体構造のミクログリア活性化への影響とその抑制についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 16015287
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関九州大学

研究代表者

門司 晃  九州大学, 大学病院, 助手 (00294942)

研究分担者 植田 正  九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (90184928)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
キーワードbota-amilaid / microglio / Alzheimer / inflammation / cytokine / free radical
研究概要

βアミロイドはミクログリアを活性化してTNF-αなどの炎症性サイトカインの産生分泌を誘導し、これらの炎症性サイトカインはさらにミクログリアを活性化することによって連鎖的なミクログリア活性化反応が生じると考えられている。この過程で一酸化窒素(NO)、活性化酸素(O2-)あるいは過酸化水素(H2O2)が産生し、前2者に由来するperoxynitrite(ONOO-)や後者に由来するhydroxy radical(OH-)は極めて強いニューロン毒性を有しており、このニューロン変性作用によってアルツハイマー病が進行する可能性が指摘されている。βアミロイドのニューロン毒性発現にはその線維化が必須と考えられていたが、最近では線維化したβアミロイドだけではなく、線維形成途中の低分子量のβアミロイド重合物にもニューロン毒性があることが証明されている。このような観点から申請者らは線維化程度の違いによるβアミロイドで処理を行ったミクログリアの特性を比較し、線維形成途中の低分子量のβアミロイド重合物にもミクログリア活性化能があることを見出した。更に、phosphatydilserine(PS) liposomeのミクログリア活性化抑制効果を証明し、その細胞内機序をも明らかにした。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Abeta fibril formation not necessarily required for microglial activation by the peptides.2005

    • 著者名/発表者名
      Hashioka S
    • 雑誌名

      Neurochemistry International (in press)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2018-03-28  

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