研究課題/領域番号 |
16016203
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 二郎 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (20251043)
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研究分担者 |
志築 文太郎 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (20323280)
三浦 元喜 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 助手 (00334053)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2005年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2004年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | ユーザインタフェース / ビジュアルシステム / 制約解消 / 空間パーサ / 手書き入力 / 大スクリーン |
研究概要 |
既存のテキストによるプログラミングの世界では、作成されたプログラムを解析するために構文解析という概念があり、構文規則を与えると構文解析器を作るYaccに代表される構文解析生成系がよく知られている。しかしながら、グラフィカルな世界においては、構文解析という概念は定着しておらず、構文解析のためのビジュアルシステム生成系(Visual System Generator)についてもほとんど研究がなされてこなかった。 本研究の成果は以下のとおりである。(1)グラフィカルな世界において構文解析に相当するビジュアルシステム生成系(Visual System Generator)の研究をおこなった。(2)ビジュアルシステム生成系の実用化に向けて、手書きの入力やジェスチャをビジュアルシステム生成系と統合の研究を行った。(3)ビジュアルシステムの図式表現を直接操作することによりグラフィカルに図形言語を定義し、同時にビジュアルシステムを実行することが可能な空間解析器生成系を作成した。 これらにより、図形文法の定義と生成したビジュアルシステムの実行を一貫した一つの図形エディタ上で行えるようになり、ビジュアルシステムの実行結果を確認しながら文法の定義を行うことが可能となる。これらの結果、空間解析器生成系を用いたビジュアルシステムの開発作業を効率よく行うことが可能となった。
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