| 研究課題/領域番号 |
16016261
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| 研究種目 |
特定領域研究
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 審査区分 |
理工系
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
大崎 博之 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (00294166)
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| 研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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| 研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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| 配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 11,700千円)
2005年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2004年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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| キーワード | グリッド / GridFTP / 並列TCPコネクション / GridFTP-APT / 制御パラメータ / グリッドコンピューティング / TCP / パラメータ設定 |
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| 研究概要 |
本研究では、大規模ネットワーク上で効率的に動作する、GridFTPの性能を最適化する通信プロトコルを設計した。また、提案方式の有効性をシミュレーション実験により定量的に明らかにした。グリッドコンピューティングでは、大容量のデータを効率的に転送するために、GridFTPと呼ばれるデータ転送プロトコルが用いられている。GridFTPは、複数のTCPコネクションを並列に確立することによりスループットの向上を図る、「並列データ転送」と呼ばれる機能をサポートしている。しかし、大規模ネットワークにおいてGridFTPが高いスループットを実現するためには、並列TCPコネクション数を、ネットワーク環境に応じて適切に設定しなければならない。本研究では、グリッドのミドルウエア層から計測できる情報のみを用いて、並列TCPコネクション数を調整する機構GridFTP-APT(GridFTP with Automatic Parallelism Tuning)を設計した。さらに本研究では、シミュレーション実験により、GridFTP-APTの性能を明らかにした。その結果、GridFTP-APTの最適な制御パラメータを明らかにするとともに、GridFTP-APTはバックグラウンドトラヒックの存在する環境下でも良好に動作すること、またREDルータを導入することにより、GridFTPセッション間の公平性が改善されることを示した。
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