研究課題/領域番号 |
16086204
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 麻布大学 (2007-2008) 東京大学 (2004-2006) |
研究代表者 |
菊水 健史 麻布大学, 獣医学部, 准教授 (90302596)
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研究分担者 |
森 裕司 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
29,800千円 (直接経費: 29,800千円)
2008年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2007年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2006年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2005年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2004年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | 早期離乳 / BDNF / 胎生期 / アンドロゲン / 前頭葉 / グルココルチコイド / テストステロン / 性分化 / 前頭前野 / 性ステロイド / ミエリン / 扁桃体 / 幼少期環境 / 脳由来神経栄養因子 / ミエリン形成 / 神経新生 / 前頭前野-辺縁系 / 早期離乳ストレス / 情動行動 / ストレス内分泌 / 雌雄差 / グルココルチコイド受容体 |
研究概要 |
早期離乳マウスのオス特異的な不安行動増強に並行して中枢ミエリン形成の早期化、前頭前野ならびに海馬BDNF発現量の低下、海馬歯状回における新生神経細胞数の低下がオス特異的に確認された。早期離乳マウスにBDNFを投与群することで不安行動が緩解したことから、BDNFの発現量の雌雄差が不安行動の差につながることが明らかとなった。次に、性ステロイドによる性差形成作用を調べたところ、胎生期14日目のマウスへのテストステロン投与により、メスのオス型の表現型の獲得が確認され、胎生期アンドロゲン暴露が性差を決定していることが示唆された。また脳の性差が多様な性分化メカニズムで形成され、またその性差が可塑的因子によって制御されていることが明らかとなってきた。
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