研究課題/領域番号 |
16200003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今瀬 眞 (今瀬 真) 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30346176)
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研究分担者 |
村田 正幸 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80200301)
若宮 直紀 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (50283742)
長谷川 剛 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00294009)
多田 知正 京都教育大学, 教育学部, 講師 (10301277)
會田 雅樹 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (60404935)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
42,770千円 (直接経費: 32,900千円、間接経費: 9,870千円)
2007年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2006年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2005年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2004年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 自律分散制御 / アドホックネットワーク / センサネットワーク / TCP / ネットワーク計測 / 利用可能帯域 / 物理帯域 |
研究概要 |
研究課題1:メタ情報環境を実現するアドホックネットワークの構築 研究課題1-1:コネクティビティを最大化する経路制御(研究分担者今瀬眞,多田知正) 単方向リンクを考慮してコネクティビティを高める経路制御および多様な形態の通信を効率よく実現する経路制御について、アリの採餌行動に着想を得た手法をそれぞれ提案し、従来手法より適応性、頑健性が高いことを示した。 研究課題1-2:モバイルアドホックネットワーク環境に適した輻輳制御(研究分担者長谷川剛) モバイルアドホックネットワークにおいて、データ/ACKパケットを用いてTCPコネクションの帯域資源量を計測する技術を提案した。さらにこれを利用したバックグランドデータ転送および輻輳制御手法を提案し、その有用性を示すとともに、計測パケット数をさらに削減する手法を検討した。 研究課題1-3:アドホックネットワーク環境に適した状態情報管理機構(研究分担者會田雅樹) センサネットワークにおいて、拡張性と構造変化への耐性を両立するノード配置技術を提案し、電池寿命が向上することを示した。また、これにデータ転送の集約制御を組み合わせることで、ネットワークの耐故障性が向上することを示した。また、ユーザによる再試行トラヒックのネットワークへの影響を評価し、安定性を向上させる資源管理法を検討した。 研究課題2:メタ情報環境を実現するセンサネットワークの構築 研究課題2-1:電源管理を考慮した経路制御の実現(研究分担者村田正幸) パルス結合振動子モデルを応用した進行波制御によって電力効率の良い通信パターンを自律的に生成する通信機構を提案し、その有効性を示した。 研究課題2-2:センサ情報収集機構の実現(研究分担者若宮直紀) センサネットワークにおいて、平時には効率よくセンサ情報を収集し、緊急時には緊急情報を確実かつ迅速に伝逹することのできる制御手法を提案し、その有効性を示した。
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