研究課題/領域番号 |
16200048
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中林 稔尭 (中林 稔堯) 神戸大学, 発達科学部, 教授 (50164265)
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研究分担者 |
岸本 肇 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80030592)
高橋 正 神戸大学, 発達科学部, 教授 (30179494)
稲垣 成哲 神戸大学, 発達科学部, 教授 (70176387)
辰己 丈夫 東京農工大学, 総合情報メディアセンター, 助教授 (70257195)
原田 康也 早稲田大学, 法学部, 教授 (80189711)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
41,860千円 (直接経費: 32,200千円、間接経費: 9,660千円)
2006年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2005年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2004年度: 22,490千円 (直接経費: 17,300千円、間接経費: 5,190千円)
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キーワード | 知的障害 / VOCA / コミュニケーション支援機器 / 音声認識 / 知的障害者 |
研究概要 |
1.比較的障害の重い知的障害者(自閉性障害者を含む)を対象にコミュニケーション及び生活支援を促進するための機器として、PDAによるVOCAを「ピクチャーエイド」として完成させた。障害のある人の個別のニーズに合わせカスタマイズ可能なものとして設計した。モニターによる実証実験を繰り返し、知的障害者に有効な形態と機能について検討を重ね、完成度の高いVOCAを作り上げた。プログラムは、「生活支援」、「ピクチャーボイス」、「ピクチャータイマー」、「ことばスロット」である。 一方、市販のメッセージカードを活用したカード型VOCAについても、モニターによる実証評価を行ない、特に再生ボタンの改良版を作成した。 2.特定の発話困難者専用の音モデルを作成することによって、実験的段階における発話困難者の音声認識技術利用の可能性を示すことに成功した。今後、さらに、多くの発話困難者の音声を収集する事が必要であり、特別な音響技術に関する知識がなくても、音声の収集が出来るツールを開発した。さらに、収集された音声から音モデルを構築できるツールも開発した。多くの発話困難者の音声が集まることによって、音モデル開発の可能性と範囲が広がるのは確実であり、音モデル開発の方向性を明らかにした。
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