研究課題/領域番号 |
16201046
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
並河 鷹夫 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (70111838)
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研究分担者 |
天野 卓 東京農業大学, 農学部, 教授 (90078147)
前田 芳實 鹿児島大学, 農学部, 教授 (50041661)
万年 英之 神戸大学, 農学部, 准教授 (20263395)
田中 和明 麻布大学, 獣医学部, 講師 (50345873)
山縣 高宏 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教 (50242847)
石川 明 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教授 (20211724)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
49,790千円 (直接経費: 38,300千円、間接経費: 11,490千円)
2007年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2006年度: 13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2005年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2004年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
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キーワード | 偶蹄類 / ウシ / スイギュウ / 機能遺伝子 / プリオン遺伝子 / カルパイン遺伝子 / 在来家畜 / 遺伝子資源保全 / アドレナリン受容体遺伝子 / セロトニン受容体遺伝子 / MC1遺伝子 / ウシ毛色変異 / ヘモグロビン / 遺伝的変異性 / ヒツジ / ヤギ / 遺伝的分化 / 遺伝資源保全 / 遺伝資源利用 |
研究概要 |
日本、アジアのウシ、スイギュウ、ヒツジ、ヤギ、ブタなど、偶蹄類を中心とした家畜DNA試料の数千個体分が海外学術調査及び本研究組織により蓄積された。これらのDNA試料を関連研究者に広く提供できるよう、研究分担者の協力により整理した。一方、これらのDNA試料を用いて、遺伝子資源としての多様性を知る目的で系統分化研究を実施するとともに、機能遺伝子の変異検索とその構造と機能に関する研究に活用した。 1.系統分化研究 (1)南及び東南アジア大陸部各地の在来ブタとイノシシの遺伝的多様性と遺伝分化をミトコンドリアDNA(mtDNA)の解析によって調べた結果、地域のよって両者に共通のmtDNA型があることを発見し、論文発表した。 2.機能遺伝子変異研究 (1)動物の季節繁殖性を制御する遺伝子群の発現パターンを調べ、脳下垂体隆起部における甲状腺刺激ホルモンの増加が甲状腺活性化ホルモン上昇の引き金になることを明らかにし、論文公表した。 (2)B2C High-sulfur woolタンパク遺伝子頻度を指標に中国、東アジアのヒツジとヨーロッパ品種と比較した結果、北部集団は類似の頻度であったが、南部集団はそれとは顕著に異なっていることを明らかにした。 (3)ヒツジプリオンタンパク多型を地域集団や品種出調査した結果、スクレーピー感受性であるARQ/ARQ型が東アジアに高頻度であることを明らかにし,論文投稿した。
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