研究課題/領域番号 |
16202011
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
林 譲 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00164971)
|
研究分担者 |
山口 英男 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40182456)
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
久留島 典子 東京大学, 史料編纂所, 教授 (70143534)
高橋 敏子 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (80151520)
井上 聡 東京大学, 史料編纂所, 助教 (20302656)
山田 邦明 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60174710)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
43,810千円 (直接経費: 33,700千円、間接経費: 10,110千円)
2007年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2006年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2005年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2004年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
|
キーワード | 古代中世荘園絵図 / 原本調査方法 / 現地調査 / 伯耆国東郷荘下地中分絵図 / デジタル画像解析 / 史料学 / トレース図 / 釈文図 / 古代・中世荘園絵図 / 赤外線撮影 / トレース図・釈文 / 伯耆国河村郡東郷荘下地中分絵図 / 特殊光源装置 |
研究概要 |
研究期間内に、以下の実績をあげた。 1、古代・中世荘園絵図原本約300点のうち、各地の所蔵機関・教育委員会等と連携し、合計83点を、調書等に基づき調査し、現地調査を連動して行った。 2、写真専門家等と協働しながら、光学的機器等を利用した調査方法・観察記録の基準について見直し、提案した。 3、「伯耆国河村郡東郷荘下地中分絵図」に関して、分析に有効な村絵図等の調査・GPS装置を利用した現地調査などを継続的・精力的に進めた。 4、その成果を集約した「東郷荘総合情報閲覧システム」をDVDとして制作し配布した。 5、同システムについて、鳥取県・湯梨浜町と共催した講演会の主催、県内の高校・大学における授業参加、教材用TV番組の収録・放映など、各種の社会教育・学校教育の場で積極的に実践し、新聞・TV報道など大きな反響を得た。 6、荘園絵図の表現研究には、トレース図・釈文図の研究・作成・蓄積が決定的に重要であるとの認識に基づき、日本画模写専門家等と緊密な協働作業を行い、トレース図58点・釈文図65点を完成させた。 7、3次元空間情報表示システムを利用した「東京大学史料編纂所所蔵荘園絵図模本データベース」の改良を行い、地図情報機能を新たに追加し、諸情報のデータを再検討しながら、その対象を拡大した。 8、古代荘園絵図ワークショップ2回、中世荘園絵図ワークショップ3回を、それぞれ東京大学史料編纂所荘園絵図プロジェクトと共催し、研究代表者・研究分担者が、これまでの成果と今後の課題について総括し、参加者と討議を重ね研究を深めた。 9、紙媒体の公開方法を『日本荘園絵図聚影』釈文編1古代の編纂・出版(2007年9月、東京大学出版会)に集約した。 10、以上を含めた具体的な研究成果を、研究成果報告書にまとめ刊行した(2008年3月)。
|