研究課題/領域番号 |
16202022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
藤井 正 鳥取大学, 地域学部, 教授 (20165335)
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研究分担者 |
富田 和昭 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (90116228)
豊田 哲也 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (30260615)
香川 貴志 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70214252)
谷 謙二 埼玉大学, 教育学部, 助教授 (40323381)
谷口 守 岡山大学, 大学院環境学研究科, 教授 (00212043)
千葉 昭彦 東北学院大学, 経済学部, 教授 (00227323)
藤塚 吉浩 高知大学, 教育学部, 助教授 (70274347)
坪本 裕之 首藤大学, 東京・都市環境学部, 助手 (40291570)
石川 雄一 長崎県立大学, 経済学部, 助教授 (00232273)
古賀 慎二 立命館大学, 文学部, 助教授 (10234725)
山下 宗利 佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (40202379)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
37,570千円 (直接経費: 28,900千円、間接経費: 8,670千円)
2006年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2005年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2004年度: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
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キーワード | 都市圏 / 郊外 / コンパクト・シティ / スマートグロース / 社会経済構造の転換 / 中心市街地 / 生活行動 / ジェントリフィケーション |
研究概要 |
都市圏構造の変化については藤井、豊田、谷が、2006年9月の日本都市社会学会大会シンポジウム「都市社会の構造と変動-三大都市圏の社会・空間構造の再編-」の話題提供者として、藤井が「大都市圏における構造変化研究の動向と課題」、豊田が「社会階層分極化と都市の空間構造」、谷が「人口移動と通勤流動から見た大都市圏の変化」の各報告を行い、この科研の成果を含め学際的な議論を展開した。 海外の都市圏については、藤井・山下・伊藤は、2005年8月の国際地理学会都市地理部会,「明日の都市をモニタリングする」において、合衆国アトランタにおける郊外都心形成やエッジレス化といった最近の分散的な郊外化動向の下でも、コンパクトシティ政策のすすめられるオーストラリア・メルボルンでも、生活行動に関してはほぼ同様の車による郊外間流動が展開しており、錯綜した流動が生み出す機能地域こそ、都市圏構造のひとつの基本となるという研究を報告し、メルボルン大が発行する電子ジャーナル、Applied GISに発表した。谷口と藤井は、米国におけるスマートグロースの展開事例に関しで「個性と都市構造に配慮した地方都市の市街地救命策」もまとめている。 日本の都市圏に関しては、居住面については富田が中心都市と郊外におけるマンション居住者のアンケート調査結果の比較を報告し、香川が札幌のマンション開発の動向について人文地理に論文をまとめた。また古賀が、京都市におけるオフィス立地動向の報告し地理学評論にまとめている。また日本におけるコンパクトシティ政策の展開について、青森の事例を千葉がまとめ人文地理学会都市圏研究部会(2006年12月8日)で、また北陸都市の事例を研究協力者の松原が同部会(2005年10月1日)で報告した。 こうした各分担者の研究の展開を相互に把握し、また議論するため、2006年11月10日(大阪)と、12月8日から10日にかけて研究会を開催し、これまでの研究総括を行い3月に報告書をまとめた。また、日本地理学会2007年秋季大会においてシンポジウムを行う。
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