研究課題/領域番号 |
16203030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会糸研究科, 教授 (90132307)
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研究分担者 |
盛山 和夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50113577)
松本 三和夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50157385)
吉野 耕作 上智大学, 総合人間科学部社会学科, 教授 (50192810)
武川 正吾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40197281)
佐藤 健二 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50162425)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円)
2007年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2006年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2005年度: 26,000千円 (直接経費: 20,000千円、間接経費: 6,000千円)
2004年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 社会学 / ジェンダー / 福祉 / 環境 / 公共性 / 少子高齢化 / 不平等 / 科学技術 / 多元主義 / ナショナリズム / 高齢化 |
研究概要 |
新しい「公共性」の概念をめぐって、公共社会学の理論的な構想を提示し、「自由」や「感情公共性」その応用や展開の可能性を示した。福祉とジェンダーについては定量および定性のふたつの調査を実施し、報告書を刊行した。その調査結果にもとづいて、福祉多元社会における公共性の価値意識を比較検討し、さらた具体的な実践の可能性を求めて、地域福祉、住民参加、協セクターの役割、福祉経営、ケアワークとジェンダー等について、経験データにもとづく分析をおこなった。ジェンダーと階層をめぐって、少子高齢社会と格差問題について、高齢者の格差、若年世代の格差、少子化対策とジェンダー公正の関係等についても、経験データにもとづいて、比較と検証をおこなった。福祉社会については、「自立」と「支援」のその理念をめぐって、その原理的な検討と歴史的な起源についても検討を加えた。文化と多元性の主題では、多文化主義と英語使用の問題、文化資源学における公共性、公共的な文化政策の実態と問題点について、研究を行ったほか、近代における宗教と政治の位置についてもアプローチした。また営利企業における公共性とは何かというテーマにも切り込んだ。環境については地球環境問題における「環境にやさしい」技術の関連を社会学的に分析し、新しい知見をもたらした。 詳細は、科研費報告書『ジェンダー・福祉、環境、および多元主義に関する公共性の社会学的総合研究』を参照されたい。チームでとりくんだ4年間の成果にもとづき、現在東京大学出版会から『公共社会学の視座(仮題)』 (全3巻)をシリーズで年内に刊行するよう準備中である。
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