研究課題/領域番号 |
16204027
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮島 英紀 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70166180)
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研究分担者 |
山口 明啓 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (70423035)
齋藤 英治 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (80338251)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
44,980千円 (直接経費: 34,600千円、間接経費: 10,380千円)
2006年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2005年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2004年度: 29,640千円 (直接経費: 22,800千円、間接経費: 6,840千円)
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キーワード | 磁性物理 / ナノ構造強磁性体 / スピンエレクトロニクス / スピントルク効果 / スピンホール / スピン電流 / 金属ナノ細線 / ナノネットワーク構造 / 物性実験 / ナノ材料 / 高周波応答 / ナノ磁性体 / スピントポロジー / 量子構造物性 / 量子細線 / 磁壁 / 量子伝導 / アンチドット / 磁壁の質量 / スピンホール効果 / スピンポンピング |
研究概要 |
昨年度までの研究により、超高真空蒸着システムの立ち上げが完了し、10^<-10>Torr台での高品質な薄膜作製が可能となった。これにより順調に各種の試料作成が進行している。これらの単結晶微小磁性体を使って、電子スピン共鳴測定、電流磁気効果などの輸送物性測定、高周波複素誘電率測定を液体ヘリウム温度から室温の温度範囲において行った。主な研究テーマとして次のような研究を行った。 (1)トポロジカルな磁気構造を持つナノ磁性体における磁気励起 (2)トポロジカルな磁気構造の外場による制御と量子伝導についての研究 (3)ナノ構造六角格子系における磁気フラストレーションとスピンアイス状態の研究 (4)反対称トポロジーをもつドット系とアンチドット格子系の相補的な磁化機構 (5)強磁性共鳴状態における高周波伝導機構の研究 得られた結果を、すでに開発したLLG方程式に基づくマイクロマグネティックスシミュレーションの方法によって計算した磁気構造の時間発展の結果と比較検討し、トポロジカルなスピン磁気構造によってもたらされるナノ磁性特有の磁気励起、磁気緩和機構およびトポロジカルな磁気欠陥の運動の様子を解明した。
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