研究課題/領域番号 |
16205016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
川上 雄資 北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 教授 (80109280)
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研究分担者 |
趙 英姫 北陸先端科学技術大学院大学, マテリアルサイエンス研究科, 特任助教 (50359717)
今栄 一郎 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 助手 (90293399)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
41,600千円 (直接経費: 32,000千円、間接経費: 9,600千円)
2007年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2006年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2005年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2004年度: 18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
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キーワード | ケイ素化合物 / 脱水素縮合 / シルセスキオキサン / 反応機構 / 耐熱性材料 / 発光機能材料 / 電子材料 / ホログラフィー材料 / シロキサン / 新規構造 / ホログラフィ材料 / 封止材料 / 特異構造 / X線構造解析 / 半導体封止材料 / 耐熱材料 / 低誘電率材料 / 発光特性 / ホログラム / 相分離 / 高分子分散液晶 / 無機性 |
研究概要 |
本研究はケイ素化合物特有の反応を基礎に、ケイ素-酸素結合の1次・高次構造、物性、また、新規機能発現に重要な立体化学を精密に制御して「ケイ素化合物の特性制御による新規光電機能材料設計指針の確立」を確立することを目的とした。具体的には、 (1)ケイ素-酸素結合の1次、3次元構造、物性制御による実装材料、新規機能材料設計指針 ケイ素-酸素結合を形成する脱水素縮合重合成法の精緻化、多孔化、3次元規則構造シルセスキオキサンの選択的合成、液晶とシロキサンの非相溶性の利用など、新規機能材料設計指針の確立 (2)ケイ素-ケイ素結合の1次構造、共役特性制御による新規機能材料設計指針 オリゴシランの鎖長、置換基、枝分れ、立体化学の制御、電荷輸送・高効率発光機能材料の開発 (3)立体化学制御による高性能化について検討した。 本研究では、これらの研究課題に対し、代表者が発見したケイ素化合物の反応や特性を用いてアプローチした。種々有益な結果を得たが、特に、シランと水の脱水素反応によるケイ素-酸素結合を有するポリマー合成は、独創的で新規性が高いものである。また、POSS構造を利用する高発光効率材料の開発も独創的な着想である。さらに、光学活性ケイ素アニオンを用いて、得られる材料の立体化学を制御し、一層の高性能化を行った。また、ポリシルセスキオキサンの生成機構を解明し、新規構造の創成、ホログラフィー材料への展開などを行い、研究全般に渡って、所期の目的を達成することができた。
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