研究課題/領域番号 |
16206050
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
竹内 邦良 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (50016672)
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研究分担者 |
沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50221148)
立川 康人 京都大学, 防災研究所, 助教授 (40227088)
河村 明 首都大学東京, 都市環境学部, 教授 (10177735)
葛葉 泰久 三重大学, 生物資源学部, 教授 (50373220)
蔵治 光一郎 東京大学, 大学院能楽生命科学研究科附属愛知演習林, 助教授 (90282566)
鼎 信次郎 山梨大学, 総合地球環境学研究所, 助教授 (20313108)
寶 馨 京都大学, 防災研究所, 教授 (80144327)
椎葉 充晴 京都大学, ・大学院・地球環境学堂, 教授 (90026352)
近藤 昭彦 千葉大学, CEReS, 助教授 (30201495)
風間 聡 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 助教授 (50272018)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
34,970千円 (直接経費: 26,900千円、間接経費: 8,070千円)
2006年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2005年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2004年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | ダウンスケーリング / 水文水資源情報 / 観測不足流域 / 不確定性 / IAHS / PUB / 水文モデル / 水文予測 / 水資源 / 水工水理学 / 水循環 / 自然現象観測・予測 / 水圏現象 |
研究概要 |
本研究は、地球規模観測情報を小流域規模での水文水資源情報へ変換するダウンスケーリング技術の深化、開発を目的とするものである。具体的には、ダウンスケーリングに関する現状技術の相互比較を中心に、その可能性と限界の明確化、改善を行い、それに基づいて、総合技術として、新たなダウンスケーリング技術を提示する。これまでに、以下のような研究課題に取り組むとともに、国内・国際学会等において企画した特別セッションPUBセッション)を通じて、得られた研究成果を広く水研究者コミュニティーにアピールした。 ・無観測地域への流量確率分布の移送手法の開発 ・地形指標に着目した分布型物理水文モデルの移送可能性の検討 ・メソ数値予報モデルGPVを利用した準リアルタイム流量予測 ・人工影響を考慮できる地球規模水文モデルの開発 ・アジア地域における観測流域を対象としたブラインドテスト 最終的に、個別研究で取り組んできた「予測不確実性の軽減」に関する研究成果をミャンマーのイラワジ河流域に適用し、水文予測と現地調査に基づく検証の結果から、現時点での予測不確実性のレベル、過去2年間での技術的進展(精度向上)の評価を行った。また、ミャンマーの水研究トレーニングセンター及び農業潅漑省と共同でMyanmar-Japan Bilateral Workshop on "Predictions of Ungauged Basins (PUB) for lmproved River Basin Management"を開催し、PUB-jpの研究成果を紹介するとともに、流域管理へのPUB研究成果の応用について意見交換を行った。
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