研究課題/領域番号 |
16208018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
松岡 達郎 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (80244268)
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研究分担者 |
山下 成治 (山下 成冶) 北海道大学, 水産学研究科, 助教授 (60166676)
有元 隆文 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (20106751)
山根 猛 近畿大学, 農学部, 教授 (70158252)
山口 恭弘 長崎大学, 水産学部, 教授 (70230373)
安樂 和彦 (安楽 和彦) 鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (50274840)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
30,290千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 6,990千円)
2006年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2005年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2004年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 漁業 / 資源・資源管理学 / 混獲投棄 / 投棄調査 / 資源・資源管理 |
研究概要 |
2002年に日本水産学会漁業懇話会の中に組織した投棄研究グループを母体とし、多種の漁業における投棄実態を解明するとともに、2005年に開催した、「日本水産学会漁業懇話会 漁業における混獲投棄量の推定のための標準手法による調査」において各調査結果を披瀝し、投棄実態調査のための調査基準、国内外の投棄問題に関する動向、さらには投棄量低減に向けた方向性について討論した。当該研究期間において、研究グループは、吾智網(駆け廻し式底曳網)・灯火利用型旋網・桁曳網(帆打瀬網)・底延縄・刺し網・籠・バッチ網・定置網(和歌山・長崎・静岡・千葉・北海道の5地域)の8漁業種に関する現場での乗船調査を行い、各漁業種における投棄実態を解明した。全国で実施された調査結果に基づき、1)投棄比、投棄率,単位努力量当たり投棄量(DPUE)の資料が対数正規分布をすることが多いこと、2)操業に外乱要因があれば明瞭な分布形を示さないこと、が明らかとなった。また、3)実用的見地と変動の小ささから、投棄比よりも投棄率の方が使いやすいことが強く示唆された。当該研究グループの国際的な活動としては、上記の漁業懇話会を国際セミナーとして開催し、米国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、中国、ペルー、ガボン、セネガル、ツバル、トルコの12カ国とSEAFDEC(東南アジア漁業開発訓練センター)、ICES(International Council for the Exploration on the Sea)の2国際機関からの参加を得た。
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