研究課題/領域番号 |
16208022
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
新山 陽子 京都大学, 農学研究科, 教授 (10172610)
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研究分担者 |
春日 文子 国立医薬品食品衛生研究所, 室長 (40183777)
筒井 俊之 独立行政法人, 食品産業技術総合研究機構・動物衛生研究所, 上席研究員 (70391448)
小澤 守 関西大学, 工学研究科, 教授 (60112009)
松本 恒雄 一橋大学, 法学研究科, 教授 (20127715)
矢坂 雅充 東京大学, 経済学研究科, 助教授 (90191098)
功刀 由紀子 愛知大学, 経営学部, 教授 (60167385)
高鳥毛 敏雄 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (20206775)
澁谷 陽二 大阪大学, 工学研究科, 教授 (70206150)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2006年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2005年度: 15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2004年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
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キーワード | BSEアセスメント / 高病原性鳥インフルエンザ / 風評被害 / リスクコミュニケーション / 消費者の情報処理 / リスク認知 / 経済疫学 / 公衆衛生制度 / BSEリスクアセスメント / 食品安全 / リスクアセスメント / 情報処理プロセス / クライシス解析 / 費用・効果分析 / 専門家育成 / BSEリスクアセスメントモデル / ハインリッヒの法則とクライシス解析 / 食品安全システムの経済評価 / メチル水銀のリスクコミュニケーション / 食品に関する消費者の情報処理行動 / 鳥インフルエンザ防疫の獣医経済疫学分析 / 鳥インフルエンザと風評被害 |
研究概要 |
1.リスクアセスメント手法の開発 定量的評価手法の開発のために、確率論的モデルによりと畜揚における検査対象月齢の変更が人のリスクに与える影響についてアセスメントを実施した。高病原性鳥インフルエンザの発生状況と防疫対策について獣医学的評価分析を行った。国際的な学会や講習会などに参加、開発・普及の現状を調査した。 2.クライシスの解析手法の開発 確率的には把握できない1回性の大規模事故発生メカニズムのモデル化のため、食品事故を含む多様な事故・災害の相似則を検討、特に高病原性鳥インフルエンザの風評被害の発生と拡大メカニズムについて、概念モデルを作成し、自己組織化現象を再現するセルラーオートマトン法をもちいて解析した。 3.リスク・食品情報の交換・伝達・受容 各種リスクを対象にしたリスク認知の国際比較研究の到達点と課題を整理、新たな国際調査が必要であると判断し、予備的に消費者面接調査を実施した。食品情報提供のあり方を検討するために、食品購買時の消費者の情報処理の実態と特質を解明した。認知心理学に依拠した情報処理プロセスの概念モデルを提示し、選択実験により情報過負荷状態を検証、また発話思考プロトコル分析法を用いた店舗での追跡調査を実施して表示情報の探索と評価の特質を解析した。 4.リスク管理制度の評価と手法の開発 経済疫学の手法の確立のために、費用-効果分析の新たな枠組みを開発し、HACCPを対象に分析した。牛と牛肉のトレーサビリティ制度、国際貿易品目のコーヒーをめぐる衛生・安全性確保の諸制度、「健康食品」の法規制の仕組み、コンプライアンス経営の系譜と意義について分析、あわせて食品安全に関わる公衆衛生制度の国際的な比較研究を行った。 5.エキスパート教育 オランダ、イギリスなどの修士教育プログラムを分析した。
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