研究課題/領域番号 |
16209019
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
今中 雄一 京都大学, 医学研究科, 教授 (10256919)
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研究分担者 |
石崎 達郎 京都大学, 医学研究科, 助教授 (30246045)
関本 美穂 京都大学, 医学研究科, 産学官連携講師 (00244583)
林田 賢史 京都大学, 医学研究科, 産学官連携助手 (80363050)
徳永 淳也 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 助教授 (30343370)
廣瀬 昌博 京都大学, 医学研究科, 助手 (30359806)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
42,640千円 (直接経費: 32,800千円、間接経費: 9,840千円)
2006年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2005年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2004年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
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キーワード | 医療の質 / 医療経済 / 医療の原価 / 臨床評価指標 / 医療の効率 / 医療経営システム / 医療の安全 / リスク調整・重症度調整 / 医療の質と安全 / 品質原価 / 質保証・質向上 / 医療経営 / 診療報酬政策 / 経営品質 |
研究概要 |
多施設データベースの構築を進めながら医療の質・効率性の改善の資する科学的評価手法の研究開発を以下のごとく行った。 【医療のコスト分析】多施設の悉皆的な症例からなるデータベースに基づき、医療費・医療資源関連指標を算出し、その関連要因を分析し、医療費増のリスクの調整方法を開発した。診療パターンの向上に活用するべく、より妥当な施設間比較を行い、ばらつきの要因を分析した。さらに、国内外の過去の研究においても明らかにされてこなかった安全管理および感染制御のための組織維持のコストは、国際的にも定量的に把握されておらず、人、もの、機器・設備のコスト、その他様々な経費を把握するための系統的なフレームワークを研究開発し構築し、コストを計測して関連要因を分析した。 【医療の質・パフォーマンス分析】多施設データに基づき、多領域の疾患において、で、リスク調整のモデル化を進展させながら、良好アウトカム率や死亡率、在院日数、術前・術後在院日数などについて施設間差異とその要因の分析を行った。経年的データを用い、特定の疾患による死亡率、特定の診療フェーズにおける抗生剤の使用、診療領域ごとの輸血・血液製剤の使用などの適正化のプロセスを示すことができた。 【医療のコスト・パフォーマンスと経営組織体の評価】診療行為のコストとパフォーマンスを統合的に評価し、経営戦略の理論的枠組みをふまえ各種の量的・質的なデータ・情報を収集・整理・分析し、医療の経営・運営システムの改善と持続に資する体系の構築を進めた。その中で、組織運営上重要な組織文化の構造や提供者側からの評価の構造を体系化して実測し要因分析と構造分析を行った。
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