研究課題/領域番号 |
16252006
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
川井 伸一 愛知大学, 経営学部, 教授 (00267882)
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研究分担者 |
高橋 五郎 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (50269130)
佐藤 元彦 愛知大学, 経済学部, 教授 (10211947)
李 春利 愛知大学, 経済学部, 教授 (20301624)
小島 末夫 国士舘大学, 21世紀アジア学部, 教授 (10348881)
大橋 英夫 専修大学, 経済学部, 教授 (30245948)
服部 健治 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (50340138)
朱 炎 富士通総研, 経済研究所, 上席主任研究員
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2006年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2005年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2004年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 中国企業 / 走出去 / 国際経営 / インターフエイス / 対外直接投資 / 対外進出 / インターフェイス / 海外進出 / 国際提携 / M&A / 組織統合 / 制度変革 / 対外経済関係 |
研究概要 |
本プロジェクトの目的は、国際経済でのプレゼンスを増している中国経済の対外拡大、特に中国企業の国際的進出・提携の動向について、第一に、中国企業の対外進出は如何なる要因に拠るものなのか、既存理論との関連でそのマクロ的(政策・市場環境)およびミクロ的(企業内)要因を究明すること、第二に、中国企業が対外進出した場合に、現地市場と現地社会および中国市場を含む国際市場との関係において如何なるインターフェイスを構築しているのかを検討することである。こうした課題は未開拓の新しい課題である。 プロジェクトはこの目的のもとに、内外の第一線の研究者を組織し、中国企業等に対する多くの調査活動を展開した。その調査概要についていえば、(1)中国大陸の企業に対するヒアリング調査(出張回数10回、訪問企業数60社)、(2)東南アジアにおける中国企業に対する現地ヒアリング調査(出張回数2回、訪問企業数5社)、(3)中国企業(本社)に対する大規模なアンケート調査(2回実施)、(4)中国内外の関連機関(政府・団体・研究機関等)に対するヒアリング、および文献調査を重ねてきた。中国大陸外における中国企業調査を除き、ほぼ実施計画のとおりに進めることができた。 本成果報告書の構成は、第一に本プロジェクト関係者の論稿を本書のメインとして掲載している。これらの論稿はいずれも研究調査活動を踏まえた最新の研究成果である。第二に、2回にわたって実施した中国企業の海外進出に関するアンケート調査結果とそれに関する解説を掲載した。当該専門テーマに関して、このような大規模なアンケート調査はまだほとんど見当たらないものだけに貴重な学術資料であるといえる。第三に、これまで数多く実施したヒアリング調査のなかから主な個別企業の対外進出に関するヒアリング記録(要約)を掲載した。そして最後に海外調査活動日程を掲載し、訪問先企業・機関のリストを示した。成果報告書は268ページ。
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