研究課題/領域番号 |
16255011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
荒井 修亮 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20252497)
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研究分担者 |
守屋 和幸 京都大学, 情報学研究科, 教授 (90159195)
酒井 徹朗 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10101247)
坂本 亘 近畿大学, 水産研究所, 教授 (50013587)
光永 靖 近畿大学, 農学部, 講師 (90319658)
畔上 修一 西日本電信電話株式会社, 京都支店e-ガバメント推進室, 担当部長(研究職)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
41,080千円 (直接経費: 31,600千円、間接経費: 9,480千円)
2007年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2006年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2005年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2004年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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キーワード | ウミガメ / バイオテレメトリー / 国際協力 / 水産学 / 国際貢献 / 海洋生態 / 回遊 / アンダマン海 / タイ湾 / アルゴス送信機 / GPS / ウミガメ類 / アセアン諸国 |
研究概要 |
ウミガメ類(オサガメ、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメ、ケンプヒメウミガメ、ヒラタウミガメ等)の分布は亜熱帯から熱帯域を中心に世界中にひろがり、大規模な摂餌・産卵回遊を行っている。これらウミガメ類全種で生息頭数が減少していると考えられている。アセアン諸国海域においてもその例外ではない。ウミガメ類の生息数の減少は、地球規模での海洋環境の変動などの自然要因に加えて、リゾート開発等に伴う砂浜の減少や灯火による産卵場の減少並びに漁業による混獲など人為的な要因も大きいと考えられている。特にエビ類を対象としたトロール漁業によるウミガメ類の混獲が近年問題とされている。本研究は、H13-15科研費「アセアン諸国海域におけるアオウミガメの大回遊機構解明」で設定していなかった稚ガメの回遊機構を明らかにするために、タイマイの回遊経路を把握した。また、人工的にふ化させて養成した稚ガメと天然海域で育った稚ガメとの行動に違いがあるか否かについて、成長段階毎に放流実験を行って検証した。この結果、ふ化直後に有する沖合へと向かって遊泳する能力が、成長と伴って失われていくこと、ならびに天然海域で育った稚ガメに比べて、人工的に養成された稚ガメは潜水能力には差はないものの、表層で滞在する時間が有意に長いことが分かった。
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