配分額 *注記 |
14,500千円 (直接経費: 14,500千円)
2006年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2005年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2004年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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研究概要 |
本研究では,点集合を基礎データとしたモデリング技術やレンダリング技術,また点集合と特にポリゴンモデルとの相互変換技術・について種々の技術開発を行った.点集合と見なせるデータには,レンジセンサによるデプス画像やDEM(デジタル標高値モデル)などの2次元スカラ場(2次元格子),医用画像などのボクセルモデルや3Dテクスチャのような3次元スカラ場(3次元格子),さらに粒子ベースシミュレーションでの粒子群(非格子)が挙げられる.点集合を扱うレンダリング技術としては,点集合からポリゴンモデルに変換し,標準的なポリゴンレンダリング法を適用するアプローチ,点集合を直接レンダリングするポイントペースレンダリングのアプローチ,またポリゴシモデル等他のモデルから点集合に変換し,ポイントベースレンダリングを適用するアプローチが考えられる.特に後者は,大規模自然景観のように樹木など複雑な物体が無数に存在するシーンの表現技術として,LOD(Level Of Detail)とアンタイエイリアシング可能な技術として期待される. 本研究では,点集合を扱う以下のような技術について研究開発を行った. (1)デプス座像によるモデリング技術 (1-1)複数のデプス画像を統合するための位置あわせ法 (1-2)統合デプス画像データの点群分布の均一化法 (1-3)遺伝的アルゴリズムによるプリミティブ当てはめ法 (2)ボクセルデータに対するレンダリング技術 (2-1)エッジ保存型の法線平滑化法 (3)粒子群から表面モデルを生成する技術 (3-1)粒子群の速度情報を用いるレベルセット法 (3-2)包絡ポリゴンの再帰生成法 (4)ポイントベースレyダリングに関する技術 (4-1)一次散乱光型ポイントベースレンダリング法 (4-2)ポリゴンから3次元格子粒子群(3Dテクスチャ)への変換法` (4-3)ポリゴンから非格子粒子群への変換法
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