| 研究分担者 |
イリチュ 美佳 (佐藤 美佳) 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 助教授 (60269214)
遠藤 靖典 筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 助教授 (10267396)
市橋 秀友 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授 (30151476)
本多 克宏 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 助手 (80332964)
|
|---|
| 配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2004年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
|
|---|
| 研究概要 |
本研究は,ソフトコンピューティングによるクラスター分析の研究を推進するとともに,我が国の研究レベルの高さを世界に周知させ,研究拠点を形成する目的をもつ.この目的に従い,大別して、2種類の活動を行った.
1.クラスター分析研究の推進
(1)非線形境界をもつクリスプおよびファジィクラスタリング
(2)学習クラスタリングアルゴリズム開発とクリスプ・ファジィクラスタリングとの融合
(3)カーネル法の理論的基礎付けと様々なカーネル技法
(4)ファジィクラスタリングと多変量解析手法との融合
(5)ファジィ局所独立成分分析,データマイニングへの応用
(6)許容範囲付きデータへのc-平均法
(7)クラスタリングアルゴリズムの情報検索,画像・動画検索への応用
(8)可能性クラスタリングの新たなアルゴリズム
(9)クラスター視覚化技法
(10)クラスター妥当性基準の発展,カーネル化とアルゴリズム評価
2.拠点形成活動
(1)FUZZ-IEEE2004,2005,2006国際会議において、ファジィクラスタリング特別セッションを開催した.最終年度は、通常セッションに優るとも劣らない規模の3セッション18論文を集めた.それらのなかで上記成果を含む研究発表を行った.
(2)KES,NOLTA,SCIS,MDAIなど著名国際会議において,クラスタリング特別セッションを開催し,多くの論文を集めると同時に,上記成果のいくつかを発表した.
(3)ファジィシステムシンポジウムにおいて,3年間にわたりクラスタリング特別セッションを開催し,国内のクラスタリング研究の多くがここで発表された.
(4)クラスタリングに関する英文専門書(本文約250ページ)を執筆し,Springerから刊行する契約を締結した.原稿は2007年中に完成し,出版社に引き渡す.
(5)この英文著書草稿を主とした成果報告書を作成した.
|
