配分額 *注記 |
15,320千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2004年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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研究概要 |
1)新たな食事解析ソフトウエア開発 デジタル食事写真から栄養素を推定するソフトウエアを開発した。デジタル写真で撮影し,食事画像を塗りつぶすと,エネルギーを始め各種栄養素が累積計算されるものである。 2)食物繊維のメタボリックシンドローム改善効果 岐阜県高山市国府地区において,食物繊維高含有流動食と通常の流動食を6ケ月間投与する無作為介入試験を25名のメタボリックシンドローム患者に対して,健康診断を評価項目として行った。現在,結果の解析中である。 3)在宅健康管理システムの有用性の検討 岐阜県高山市において,自動血圧計と心電計を含む在宅健康管理システムの有用性を検討するために,利用者と非利用者とで健康診断での血圧の変動の他,体重,血清脂質,耐糖能を検討したところ,利用者において血圧にのみ有意な低下が認められ,システム自体に降圧効果があることが判明した。 4)長寿・短命地域での健康診断 岐阜県高山市国府地区と山県市美山地区で,健康診断と,3日間の食事の写真撮影と運動器記録器による食事調査と運動調査を行った。参加者は,3年間で国府地区が103名,美山地区が77名であった。2地区を比較すると,国府地区の方が,収縮期・拡張期血圧が低く,3m往復歩行時間が短く,アディポネクチン濃度が高く,n-3系/n-6系不飽和脂肪酸摂取比率が高かった。
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