研究課題/領域番号 |
16300223
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
柴田 真志 兵庫県立大学, 看護学部, 助教授 (00254467)
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研究分担者 |
若村 智子 京都大学, 医学部・保健学科, 助教授 (40240452)
柴田 しおり 神戸常磐短期大学, 看護学科, 助教授 (70254480)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 体温 / サーカディアンリズム / 身体活動量 / メラトニン / 体温リズム / 季節性 / 児童 / 子ども / 夜間睡眠 / 体温位相 / 睡眠 |
研究概要 |
本研究の主たる目的は、起床時体温低値児童の日常身体活動量、就寝時メラトニン量、体温日内リズムなどの特性について検討することであった。本研究で明らかになった主な結果は、次の通りである。 1)朝型夜型得点は、早寝早起きや身体活動量と相関関係が認められた。 2)身体活動量が多い歩数高値群の体温日内リズムは、起床時と就寝時に差がなく、昼が有意に高かったが、一方歩数低値群は、起床時が昼および就寝時に比べ低値であった。 3)日歩数と就寝時メラトニン量の間には、有意な正の相関関係が認められた。 4)日歩数とΔ体温値(起床時体温-就寝時体温)の間には正の相関関係が認められた。したがって、日歩数が高値であるほど、起床時に比べて就寝時の体温が低く、睡眠導入が容易であると推察された。 5)起床時体温低値児童の夜間体温変動を観察したところ、一般児童に比べ、夜間最低体温時刻が朝方に後退していることが認められた。 6)夏の体温(全対象者の平均値)は、冬に比べて起床時、昼および就寝時ともに高かった。冬の日歩数が夏に比べて8,000歩ほど低下した児童もまた同様な傾向であった。しかしながら、冬の日歩数が夏に比べて増加した上位11名(4,500歩ほど増加)の児童では、冬の起床時体温の低下が抑制され、夏と有意な差は認められなかった。 以上のことから、日常身体活動量は、体温の日内リズムに影響を及ぼす可能性が示唆された。低い身体活動量によって、就寝時メラトニン量が低値で、就寝時体温に十分な低下が見られず、夜間最低体温時刻が朝方に後退した結果、起床時体温が低値である可能性が考えられた。
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