研究課題/領域番号 |
16300248
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
杉本 雅則 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90280560)
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研究分担者 |
楠 房子 多摩美術大学, 美術学部, 准教授 (40192025)
稲垣 成哲 神戸大学, 発達科学部, 教授 (70176387)
山口 悦司 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (00324898)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2004年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 協調学習支援 / 物理世界と仮想世界の統合 / センシングボード / 携帯端末 / 個人空間と共有空間の統合 / Integration of personal / shared spaces |
研究概要 |
本申請では、環境問題の学習を支援するため、モバイル技術およびセンシング技術を用いた協調学習支援システムを構築し、そのシステムを最大限有効に活用するための学習環境をデザインすることを目指した研究である。平成18年度は、下記の点について研究を進めた。 ●評価実験の実施と分析 昨年度、神戸市内の小学校において約1週間に渡って行われた評価実験の分析を行った。膨大な量のビデオやシステム利用のログデータから、システムの効果を定性的、定量的に示す部分を見つけ出す。具体的には相互行為分析の手法に基づき、提案システムがどのような場面で、どのような子供たちに、どのように有用であったのかについて、検討を行う。さらに、システムの有用性や解決すべき点に関する特徴的なエピソード抽出を進めることで、学習支援効果を具体的に示した。 ●研究総括、取りまとめ、成果発表 評価分析の結果に基づいて、本研究の成果を国内外の学会での発表を進めた。具体的には、日本科学教育学会でのオーガナイズドセッション(自主課題研究)を開催するとともに(2006年8月)、国際学会への論文発表(CSCL2008:2008年7月にアメリカで開催)を行った。現在、JCSCLやJLSなどの著名な国際学会論文誌への投稿準備も行っている。また、本科研費研究によって達成できたこと、今後さらに研究を進めるべきことを整理し、最終年度のとりまとめを行った。
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