研究課題/領域番号 |
16300256
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
|
研究機関 | 筑波学院大学 (2005-2007) 東京家政学院筑波女子大学短期大学部 (2004) |
研究代表者 |
高藤 清美 筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 准教授 (00279556)
|
研究分担者 |
山野井 一夫 筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 講師 (70230521)
山島 一浩 筑波学院大学, 情報コミュニケーション学部, 講師 (90310193)
金子 正夫 茨城大学, 特任教授 (90109794)
余田 義彦 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
13,630千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 630千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2004年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
|
キーワード | 実験観察学習 / センサー / 検出デバイス / 測定装置 / 多点同時測定装置 / 実験観察データベース / 協同学習 / グループウェア / 検出デズイス / 測定 / 学習の振り返り / 議論考察の支援 / 実験観察学習における学習方法の改善 |
研究概要 |
本研究では、実験・観察学習における学習活動の改善を目的として、ITを活用した学習支援システムの構築を目指した。また学校現場で手軽に使用できる測定装置が少ないため、新規測定装置や新規センサーの研究・開発にも取り組んだ。 実験・観察学習の支援システムに関する研究では、グループウェアの導入による効果を確認した。さらに、気象観測ネットワークの構築を目指して、気象観測結果をWebで公開するためのシステムの研究・開発に取り組む、サイトの開発をすることができた。 実験観察の道具でもある測定装置に関する研究では、学校現場で使うことを考慮した多点同時測定システムの研究・開発をおこない、試作に成功した。新規センサーに関する研究では、多糖類と蛍光を発する物質を組み合わせることで、湿度の変化を蛍光強度の変化として検出できる、光学湿度センサーの試作に成功した。 実験・観察学習の支援システムの研究においては、グループウェアの導入の効果は確認できたが、実験観察環境と連携するグループウェアの構築をし、学校現場での実用化までは成功していないので、今後の研究テーマとして考えている。気象観測ネットワークについても、観測データの加工をするためのシステムの構築の必要性が明らかになったが、これについても今後の課題と考えている。新規センサーおよび新規測定装置に関する研究に関しては、いくつかのテーマについては試作まで進めることができたが、学校現場での活用方法の研究が十分に進んでいないため、今後も研究を継続していく予定である。
|