研究分担者 |
緒方 広明 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教授 (30274260)
光原 弘幸 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助手 (90363134)
金西 計英 徳島大学, 高度情報化基盤センター, 助教授 (80204577)
松浦 健二 徳島大学, 高度情報化基盤センター, 助手 (10363136)
三好 康夫 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 助手 (20380115)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2004年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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研究概要 |
本研究では,インターネット上で学習者がいつでもどこからでもアクセスできるユビキタスな教室環境を構築する際の,学習者間の時間的な相対位置に着目した柔軟な参加形態でのコミュニケーション支援方法を研究してきた.本システムでは,仮想教室内の電子教材に加え,他の有用な教育情報リソースを含めて学習者個々に適応的に提供することで,総合的な学習支援を行える.本研究では,授業前後の予習・復習学習支援として学習コミュニティのためのオープンスペースを構築し,実際の授業に対して非同期型・半同期型・同期型の統合教室環境を実現した.また仮想教室は,学習者集団内の時間的位置関係に応じて,エージェント技術による円滑なコミュニケーション支援を実現した.このような学習支援システムを開発し,学習者個々に適した教材提示手法や,授業実践上の必要機能の検討も実施した. 平成18年度は,それまでのシステムを拡張し,実際に評価を行ってきた.特に徳島大学においては,全学的にuラーニング(ユビキタスラーニング)の取り組みが運用されているため,このシステムの成果を学内システムにフィードバックする事も視野に入れて研究に取り組んできた.並行して,先端的な学習支援の実践に関する動向調査を行い,その成果を今後の継続的な取り組みに繋げれるように,検討を行った.また評価を通じて,本研究,本研究成果が活用できる環境が実践段階にある事を示す事ができた.
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