研究分担者 |
全 炳徳 長崎大学, 教育学部, 助教授 (10264201)
森田 裕介 長崎大学, 教育学部, 助教授 (20314891)
柳生 大輔 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 助教 (10325681)
中村 千秋 長崎大学, 教育学部, 助教授 (00217861)
寺嶋 浩介 長崎大学, 教育学部, 助教授 (30367932)
上薗 恒太郎 長崎大学, 教育学部, 教授 (10161217)
黒田 英夫 長崎大学, 大学院・生産科学研究科, 教授 (90215111)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
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研究概要 |
本研究課題の目的は,1)教材の効果的な多言語表示法の開発,2)日韓遠隔交流における伝送画質の教育的評価,3)日韓遠隔交流に関する実証実験授業の実践と評価であった。その成果として,以下のことが挙げられる。 1)教材の効果的な多言語表示法の開発に関して ・Web上に配置される語句の多言語表示は,相手の国への関心を高めることが分かった。 ・母国語に依存しないコミュニケーション手法として,絵カードによる非言語対話の可能性が示された。 ・Web-GIS教材及び日韓遠隔交流用翻訳チャットシステムの開発により,効果的なコミュニケーションが実現できた。 2)日韓遠隔交流における伝送画質の教育的評価に関して ・日韓遠隔交流時のトラフィック評価,伝送画質の客観的評価,伝送画質の主観的評価を行うことができた。 ・長崎-広島間におけるHD (High Definition)動画による遠隔交流を実践した。 ・DV及びHD動画の使用による言語,非言語情報の伝達特性について明らかにした。 ・DV及びHD動画による遠隔立体視を試行し,十分な機材の準備とネットワークの確保で,遠隔立体視による交流が可能であることが分かった。 3)日韓遠隔交流に関する実証実験授業の実践と評価に関して ・日韓間の中学校及び大学において,高精細動画と翻訳チャット,Web-GIS教材を用いた遠隔授業が実践できた. ・主観評価から,これらの遠隔授業は学習者,教師等にとって,有用性の高い授業であった. ・日韓遠隔交流を進めるに当たっては,教育内容や伝送システム等について,日韓両側に協力者が不可欠であった。 ・中学生,大学生ともに,遠隔国際交流により国際性に関する意識の変容が見られ,国際交流の効果が確認できた。
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