研究分担者 |
西森 年寿 東京大学, 大学総合教育研究センター, 客員助教授 (90353416)
中原 淳 東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教授 (00342618)
鈴木 栄幸 茨城大学, 人文学部, 教授 (20323199)
望月 俊男 東京大学, 大学総合教育研究センター, 客員助教授 (50379468)
山下 淳 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (80345157)
|
配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
2004年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
|
研究概要 |
1.協調学習環境の評価に関する基礎的研究 社会的構築主義から協調学習を意義づけ,教育的に重要な創発的分業という観点を提案した.また,グループ間の相互評価をさせることでリフレクションを促進させる手法や協調学習環境と学習者の関係性を評価するための手法を提案した. 2.状況内評価を実現する携帯相互評価入力・集計・表示システム 学習者ひとりひとりが携帯し,学習活動のさなかに簡便に自分自身に対する評価や他者の評価が記録でき,さらに,それを後で見直したり,他者評価と比較したりできるような相互評価システムを開発した. 3.非同期的相互評価を支援するWeb相互評価システム 学習者が生み出した成果物を,学習者が相互評価する際に,「客観性」は求めないにしても,信頼性と公平性は必要になると考えられる.そこで,それらを担保するような相互評価手法を開発し,それを相互評価支援Webシステムに実装し,評価を行った. 4.電子掲示板での議論の過程や状態を可視化する議論相互評価システム e-Learningでよく用いられる電子掲示板の議論の状態や,過去の議論の過程をコンピュータ上でグラフィック表示し,議論の評価を支援するシステムi-Beeを開発して評価を行った. 5.プロジェクト学習の過程や状態を可視化するPBL支援システム 近年注目されているプロジェクト学習(Project Based Learning)を円滑に実施するために,学習者が互いの分業の状況と,プロジェクトの進行状態をモニターでき,情報共有を助けるWebグループウェアProBoとそれ上の分業状況と進行状態を携帯電話の待ち受け画面で表示するシステムProBoPortableを開発し,評価を行った.
|