研究課題/領域番号 |
16320022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤田 治彦 大阪大学, コミュニケーションデザイン・センター, 教授 (00173435)
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研究分担者 |
鶴岡 真弓 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (80245000)
川端 康雄 日本女子大学, 文学部, 教授 (80214683)
高木 陽子 文化ファッション大学院大学, ファッションビジネス研究科, 教授 (60307999)
井口 壽乃 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (00305814)
池田 祐子 (独)京都国立近代美術館, 主任学芸員 (50270492)
永田 靖 大阪大学, 大学院文学研究科, 教授 (80269969)
塚田 耕一 杉野服飾大学, 服飾学部, 教授 (00171968)
天貝 義教 秋田公立美術工芸短期大学, 助教授 (30279533)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2004年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 工芸 / 近代運動 / アーツ・アンド・クラフツ / ミュージアム / 応用美術 / ウィリアム・モリス / 柳宗悦 / 近代工芸 / アーツ・アンド・クラフツ運動 / 民芸運動 / 近代デザイン / 近代 / スイス工作連盟 / ハイマートヴェルク / フランク・ロイド・ライト |
研究概要 |
本研究は、19世紀から20世紀初頭にかけて高まった近代装飾芸術の諸動向、そして20世紀前半の近代建築・デザイン運動という西欧と北米を舞台とした複数の動向の相互関係および、それらと日本の民芸運動や北欧の工芸運動など世界各地の関連諸運動との関係を、各国文化と芸術諸分野の専門家による分担と共同研究を通じて明らかにすることを目的とした共同研究である。研究代表者・分担者は、当該期間中に現地調査を行い、以下に挙げる国内研究会および国際研究会において、研究発表と意見交換を行った。また、それら国際会議の内容を、日英2ヶ国語、日英韓3ヶ国語による国際会議論集として刊行した。 平成16年度は、9月29日に、デザイン史フォーラム編(藤田治彦責任編集)で、『アーツ・アンド・クラフツと日本』を思文閣出版より刊行した。執筆者の多くは、本研究の代表者と分担者である。翌年3月14日には、大阪大学中之島センターにて、国際フォーラム「芸術・コミュニケーション・デザイン」を開催した。 平成17年度は、7月26日と27日の2日間、倉敷公民館を会場に、第5回アーツ・アンド・クラフツ運動史国際会議を開催した。 平成18年度は、6月10日、大阪大学中之島センターにて、「ドイツの近代工芸運動」ミニ・シンポジウムを行った。 平成18年10月には、韓国・公州において、第6回アーツ・アンド・クラフツ運動史国際会議を開催した。19年3月には、大阪国際会議場「グランキューブ大阪」において、国際フォーラム「工芸運動と芸術の近代」を開催した。 また、3月下旬に研究分担者・協力者による、研究報告書を刊行した。ヨーロッパ各国および東アジアにおける近代工芸運動の展開のあり方の相違、そして、興味深い相互関連が浮き彫りにされた内容の総括となっている。
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