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近代の日本・西洋・中国における外国人イメージの総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16320041
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関北海道大学

研究代表者

武田 雅哉  北海道大学, 大学院文学研究科, 教授 (40216908)

研究分担者 東田 雅博  金沢大学, 文学部, 教授 (50155496)
立川 健治  富山大学, 人文学部, 教授 (20227086)
杉本 淑彦  京都大学, 大学院文学研究科, 教授 (30179163)
竹中 亨  大阪大学, 大学院文学研究科, 教授 (90163427)
斉藤 大紀  富山大学, 人文学部, 助教授 (70361938)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
2006年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
キーワード異人 / Encounters / 外国人 / オリエンタリズム / 画報 / イラスト / 図像
研究概要

本研究においては、画報や映画など、ビジュアルな資料を主たる研究対象としてとして検討を行なってきたが、ヨーロッパと中国および日本の、それぞれの資料に描かれた、それぞれにとっての「外国人」「外国文物」についての検証を、多角的に進めることができた。その過程で、当初の研究対象である「外国人イメージ」をさらに拡大させ、われわれの関心は、都市、政治、制度、物語、科学技術など、広く外国伝来のものに対するイメージを探る方向にも、展開していった。
最終的な研究成果報告書においては、「日清・日露戦争時期におけるイギリスの画報に見るアジアイメージ」、「日本の馬匹改良に見る外国イメージ」、「エジプト遠征の記憶に見るアラブ・イスラームのイメージ」、「ドイツの画報に見るアジアイメージ」、「中国清末民初期の画報から文化大革命時期の刷り物に見る鉄道事故のイメージ」、「日本の流行歌に見いだされる上海のイメージ」、「近世ヨーロッパが見た日本の法制度」、「1930年代ハリウッド映画に見られる中国人イメージ」が、研究代表者・分担者および協力者による成果として文章化され、報告されている。
3年にわたる研究会を通して、われわれは、互いに研究分野の異なる研究者が、ひとつの図像資料に目を向けて意見交換をしあうことの有効性を痛感した。それぞれが使用する言語の壁を越え、図像というオブジェの解読をめぐって知恵を出し合うという研究のスタイルは、今後の展開においても、そのまま継承されるであろう。今後はまた、英国と中国、日本と中国など、異なる地域において刊行された画報が、同一事件(戦争など)について、それぞれどのように報道されているかを、図像、テキストともに詳細に併読、検討することなども行なっていきたい。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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