研究課題/領域番号 |
16320070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
椎名 紀久子 千葉大学, 言語教育センター, 教授 (40261888)
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研究分担者 |
寺井 正憲 千葉大学, 教育学部, 教授 (50272290)
岩田 美保 千葉大学, 教育学部, 准教授 (00334160)
只木 徹 名城大学, 大学教育開発センター, 助教 (70410777)
大倉 孝昭 大坂大谷大学, 教育福祉学部, 教授 (50223772)
吉野 文 千葉大学, 国際教育センター, 准教授 (10261885)
佐藤 尚子 千葉大学, 国際教育センター, 准教授 (40251152)
BOSWELL Paul 千葉大学, 言語教育センター, 教授 (20376362)
中島 和子 名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (70351161)
吉成 雄一郎 東京電機大学, 工学部, 助教授 (20318166)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,680千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 780千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2004年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 英語のコミュニケーション能力養成 / 日本語によるコミュニケーション能力養成 / 論理的・批判的思考力 / 国語科と英語科の連携による言語力育成 / 小中高一貫の言語運用能力の養成 / ICTと人間教師の協調作業 / クロスカリキュラムによるコンテンツ重視の教材 / 英語教育、国語教育、教育工学、認知心理学、学習の心 / 論理的思考力と発表力 / 母語としての日本語(国語)力 / 英語のコミュニケーション能力 / IT活用 / 小中一貫の語彙力養成 / 英国ナショナルカリキュラム / 言語技術指導 / 認知発達 / 小中高一貫の言語運用能力養成 / 国際ネットワーク(e-learning) / 言語教育のシステム化 / 学際的研究(英語教育,国語教育,教育工学,認知心理学,学習心理学) / 全人教育 |
研究概要 |
本科研の目的は、学習者の認知発達・興味・有用性を重視したテクストを使用し、ICTと人間教師(日本人と外国人)が有機的に連携し、クリティカルに思考し、論理的に自らの考え・意見・報告事項などをプレゼンテーション(説明、説得、描写、弁明)できるコミュニケーション能力を、母語としての日本語と外国語としての英語を連携させて養成するための基礎的研究を行なうことにあった。H20.3に発表された新指導要領の内容は本科研の次の結論とも合致し、本研究の成果の妥当性の証左と考える。(1)小中高一貫の英語教育において英語の語彙力は重要な柱のひとつである。幅広いジャンルのコンテクストとともに興味や有用感をもって学ばれる必要がある。(2)すべての教科は実生活との関連を重視し、学習者が学びの共同体の一員として学べるような環境を提供することで、クリティカルに思考し論理的に発信できる学習者を生み出す。(3)批判し吟味する力、内容について解釈したり推理したり、構成・構造・表現をメタ的に把握する力など、論理的・批判的思考力に関わる力の多くは、母語により基礎が築かれ外国語へも転移しうるが、ある一定の英語力を有す学習者においては、外国語から日本語への転移もありうる。限られた例ではあるが、帰国子女への調査、小中高での実践研究、先行文献調査などで確認できた。国語と英語の連携の重要性を示す結果である。(4)外国語学習は言語そのものに意識を向けさせることからメタ認知を育て、母語としての日本語を客観的に見つめ直す機会ともなる。メタ認知がすぐれている幼児・児童は母語の発達も早いという海外の研究結果からも、小学校英語の母語習得への寄与は大きい。(5)小学校英語ではALTやICT(CD、DVD、iPodなど)の活用により、できる限り自然な英語の音声のインプット中心の活動を増やす必要がある。特に良質のALT確保が困難な状況ではICT活用が必須である。
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