研究課題/領域番号 |
16320075
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 神田外語大学 |
研究代表者 |
小林 美代子 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (00364927)
|
研究分担者 |
長谷川 信子 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (20208490)
堀場 裕紀江 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (40316831)
原岡 笙子 神田外語大学, 英米語学科, 教授 (30129887)
田中 真紀子 神田外語大学, 英米語学科, 助教授 (40236633)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
2006年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2005年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2004年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
|
キーワード | 早期英語教育 / 指導者養成・研修 / 指導者の実態調査 / 英語運用能力 / カリキュラム開発 / 小学校英語 / 言語能力評価 / 指導者資格認定 |
研究概要 |
平成16年度より3ヵ年に亘り、汎用性の高い早期英語指導者研修枠組みの開発を目指す研究を進めてきた。本プロジェクトは、当初の研究計画に基づき、(1)理論と実践の有機的統合、(2)早期英語教育専門家の見解に基づく指導者知識・技能基盤の再編、(3)指導の核となる最小限の知識・技能の模索、(4)研修者タイプに応じた研修モデルの立案の4つの指針のもと、指導者に必要とされる専門的知識・技能基盤について、早期英語教育専門家の見解の分析と再編を行い、研修者のニーズに即した指導者研修プログラムの枠組み立案を目的として活動してきた。 具体的には、既存の養成・研修の実態調査、合計約400名を対象とするアンケーによる指導者の実態調査、早期英語コースブック指導書の記述分析調査及び手引書の内容項目傭瞼分析による理論的枠組みの探求といった活動を実施した。指導者に求められる資質の究明という課題を追求するに当たり、広く、民間の英語教室及び海外の初等教育における外国語教育も研究対象とし、公立小学校のみに焦点を当てた従来の研究では抜け落ちていた箇所を補完し、はるかに視野の広い情報を収集し、新しいパラダイムに向かって邁進してきた。 毎年、内外の研究者・実践者を招聘して、早期英語教育コロキアムを開催し、具体的な意見交換の機会を提供すると共に、毎年度末には、約200ページに及ぶ啓発的・指導的な研究成果報告書を作成・配布するなど、当初の計画以上の幅広く多角的な活動を展開してきた。以上の研究活動の過程で、この分野の研究が非常に立ち遅れていることを改めて認識し、一つ一つの資料の蓄積が将来に向けて非常に貴重な情報となることを再確認した。また、これらの活動を通して、成田市教育委員会及び成田市内の小学校、千葉県教育委員会、大阪教育大学など、研究のネットワークを確立し、プロジェクトを更に拡充する体制作りを整えてきた。
|