研究課題/領域番号 |
16330020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
窪田 充見 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (60186450)
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研究分担者 |
齋藤 彰 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (80205632)
大内 伸哉 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10283855)
泉水 文雄 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50179363)
濱本 正太郎 (はま本 正太郎) 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50324900)
網谷 龍介 明治学院大学, 国際学部, 准教授 (40251433)
井上 典之 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70203247)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
13,820千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 720千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | ヨーロッパ法 / EU法 / EC法 / 欧州連合 / EU / 主権 / 法の統一 / 法の調和 / SC法 |
研究概要 |
本研究においては、ヨーロッパ法の各分野において、ヨーロッパ法と構成国国内法とが相互にどのような影響を及ぼしているかを検討した。 民法においては、ヨーロッパ契約法の構想等が進んでいる。この分野における展開を窪田が検討した。国際取引法・国際民事訴訟法分野については、当事者自治やウィーン売買法条約の影響等も視野に入れ、齋藤が分析を行った。労働法分野については、とりわけイタリアを題材としつつ、ヨーロッパ法との関係を大内が研究した。日本にも影響の大きい競争法については、泉水が最近のヨーロッパ法の展開を分析した。講義のヨーロッパ法に含まれるヨーロッパ人権条約と構成国国内法との関係、および、EU/EC法とフランス行政法との相互作用については、濱本が事例研究を深めた。人権との関係では、とりわけ言語権の問題について、ヨーロッパ法と各国国内法との関係について渋谷が調査を行った。政治学的観点から、社会規範がいかにヨーロッパ化されていくかについては、網谷が研究を行った。憲法分野については,井上および赤坂がヨーロッパ法の影響を調査した。さらに、本科研で招聘したマルクス・コツァー教授は、基本権の観点からEUがヨーロッパ諸国さらには世界各国にどのような法的影響を与えるかにつき、論考を著した。 本研究を通じて、各法分野におけるヨーロッパ法の影響についてはかなり詳細に明らかにすることができた。それよりも大幅に困難である各国国内法のヨーロッパ法への影響についても、とりわけ人権分野などにおいて、ある程度具体的に説明することができた。
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