研究課題/領域番号 |
16330067
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
金丸 裕一 立命館大学, 経済学部, 教授 (80278473)
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研究分担者 |
久保 享 (久保 亨) 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
奥村 哲 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (80144187)
萩原 充 釧路公立大学, 経済学部, 教授 (20180804)
富澤 芳亜 島根大学, 教育学部, 准教授 (90284009)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 900千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2006年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | 中国近代史 / 中国経営史 / 中国経済史 / 技術移転 / 経済史 / 東洋史 / 中国企業史 / 技術移転史 / 中華民国史 / 中国技術史 / 中国工業史 / 社史 |
研究概要 |
4年間の主要な研究実績として、以下の各項目をあげておく。 第一に、研究プロジェクトメンバーによる日常の研究会活動を毎年数回開催し、この場においてメンバーに加えて、日本国内において中国近代経営史・経済史の新領域開拓に積極的に取り組む、若手研究者による研究報告を依頼、研究会のそのものを広く一般に公開して進めた。これと関連して第二に、2006年8月、立命館大学を会場に、中国・台湾・香港・米国からの学者を招聘、同じく公開研究会として、二日間にわたり、中国企業史研究の資料と動向をめぐる国際シンポジウムを開催した。この成果については、既に『社会システム研究』13号(立命館大学社会システム研究所、2007年3月)に発表した他、中国企業史研究会編『中国企業史研究の成果と課題』(汲古書院、2007年4月、本文138頁)として整理し、特に海外の研究者を対象に頒布・販売された。また、研究代表者である金丸が蒐集した史料については、ゆまに書房から「日中関係史資料叢書」として、解説を加えた復刻を出版、学界への提供をこころがけている。 第三に、このような比較的目立つ活動の根底には、研究代表者、及び分担者が、日本国内外において進めている史料蒐集活動、及び最終年度(2008年度)中の完成を目指した『中国社史目録』編集に向けての、地道な研究作業が存在していた。この目録は、科研費成果報告書の印刷版に収録したが、今後も逐次訂正を重ねたい。 研究代表者、及び分担者は、こうしたプロジェクト活動の成果を、可及的速やかに世に問うべく、各人による論文・著書の執筆などに対する取り組みを持続させて行きたい。
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